Interview vol.02(First part) -HELICAL S/S HENLEY TEE-

2020.06.29 /Detail

TheWeftは新店舗「TheWeft Nakameguro」にて営業中です。

 

「TheWeft Nakameguro」

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TEL:03-6412-7781
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お客様もマスクご着用の上、ご来店いただけますと幸いです。

 

また、混雑状況によってはご入店されるお客様の人数を制限するなど、

細心の注意を払って対応致します。

 

何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

先日’20 HIGH SUMMER COLLECTIONのボトムスについて、

CURLY&Co.のデザイナーへのインタビューはご覧いただけましたでしょうか?

前編後編でじっくりと普段ご説明できないところまで色々と聞くことができました。

 

本日はデザイナーインタビューの第二弾、トップス編を送り致します。

 

今回も話が盛り上がったので、前編後編の二本立て。

話題の中心はHELICAL S/S HENLEY TEEです。

それでは早速ご覧くださいませ。

HELICAL S/S HENLEY TEE

[田中]

前回はボトムスについて色々とお聞きしました。

今回は’20 HIGH SUMMER COLLECTIONのトップスについて聞いていきたいと思いますので、

よろしくお願いします!

 

[伊藤]

よろしく

 

[田中]

早速ですがHELICAL S/S HENLEY TEEから聞いていこうと思います。

ここ数シーズン、ロングスリーブ、ショートスリーブ問わず、

ヘンリーネックのアイテムが必ず何かしらラインナップしていると思います。

これは何か特別な理由があるのでしょうか?

 

[伊藤]

うーん、これはパンツがスラックス寄りのモノが多くなってきているのも理由のひとつかな。

 

[田中]

それは、キレイ目のボトムスに対してトップスはカジュアルに、と言う意味で・・・?

 

[伊藤]

そうそう。今のラインナップだと5ポケットみたいな形はなくて、

スラックス系のキレイなシルエットが多いでしょ?

そう言うのにはヘンリーネックみたいなトップスがバランス良いなって。

年々、スラックスタイプのボトムスも増えているしね。

 

[田中]

なるほど。

 

[伊藤]

カジュアルなパンツが増えてきたら、

逆にヘンリーだとアメカジおじさんみたいになっちゃうから笑

それはちょっと違うかな、と。

 

[田中]

コレクションごとアイテムのラインナップを考える際は、

ボトムスのバリエーションによってトップスが変わったり、

その逆も起こり得るってことですね。

 

[伊藤]

やっぱりリリースしているコレクションの中で、

コーディネイトのバランスが取れるようにはしている。

 

[田中]

あとヘンリーみたいなアイテムって、

結局重ね着の際にも使いやすいですよね。

 

[伊藤]

そうやね。羽織とかシャツとか着た時も、

ちょっと見えるとかっこいいし、ポイントになるよね。

 

[田中]

今回のコレクションで言うとパーカシャツ(CALM HOODIE SNAP S/S SHIRTS)とか、

個人的にも合わせることが多いんですけど、

夏の羽織系のインナーで使うみたいなスタイルはついついやってしまいます。

 

[伊藤]

そうそう、まさにそんな感じ。

 

[田中]

特に今回はパーカシャツと、シャツ、カーデと前開きで着られるアイテムが多いので、

一枚あると組み合わせで楽しみやすいと思いました。

 

続いてアイテムのディテールに関しても聞いていこうと思います。

まず気になるのが「丸胴仕上げ」と言うところなのですが・・・。

 

[伊藤]

元々カットソーの生地って「丸編み」と呼ばれているんだけど、

筒状に生地を編みたてて、それを割って開いて一枚の布にするのね。

で、それに型紙を入れて裁断していくんだけど、

それって要するにこのやり方の方が効率がいいからなんだよね。

 

[田中]

TEEとかのカットソー類に関してはそのやり方がスタンダードだと。

 

[伊藤]

そう。でももっと昔の時代には、

生地を筒状に編み上げてそれをそのまま割らずに使っていたわけ。

でもそうなるとワンサイズしか作れないから、

当時は違う太さの筒状の生地を編み上げる機械を何台も用意してそれを作っていたみたい。

 

[田中]

でも、それはなかなか大変では・・・

 

[伊藤]

そう。工場内に何台も同じ機械を入れて生産しなくちゃいけないから、

そのやり方だと相当効率が悪い。

SILHOUETTE

[田中]

それは縫う手間とかを含めて考えても効率で言うとかなり悪いわけですね。

でも今回、こちらのアイテムにはそれをやっていると言うことは、

それってやはり「丸胴仕上げ」ならではの利点があるわけですよね?

 

[伊藤]

そうやね。丸胴だと脇の縫い目がないって言うのはシルエット的に良いよね。

やっぱり縫い目が入るとどうしてもそこで折れるから、胴体周りが立体的な形っていうのは魅力的。

それともちろん脇の縫い目がないから肌に縫い目が当たらず、着心地がいいのも特徴の一つかな。

 

[田中]

なるほど。ちなみに丸胴ってやはりルーツはアメリカなんですかね?

 

[伊藤]

そうだなあ、おそらく。

昔の古着のTEEとか丸胴のものは多いよね。

 

[田中]

以前から丸胴はよく着ていたんですか?好きだったとか・・・。

 

[伊藤]

まあ特別意識して着ていたわけじゃないんだけど、

今見ると結果として、かなり持ってるな、って感じ。笑

 

[田中]

無意識に染み付いていた部分があったんでしょうか・・・。笑

 

話を聞いていて思ったんですが構造の部分で言うと、

出来上がりのシルエットを意識して筒状に作り上げた生地に、

袖や襟をつけて完成させていくって、

単純にすごい面倒くさそうだなと感じてしまうんですが。笑

 

[伊藤]

普段と違う手順になるからってのもあるけど、

特に生地の裁断が大変だって言うのは、現場からの声も確かにある。笑

でもやっぱり丸胴ならではのアジがあるから、そこはこだわりたかった。

FABRIC

FABRIC

[田中]

その辺りは実際に着用してみるとすごくわかります。

すっと身体に収まるような着心地で着てるのが気持ちいいんですよね。

あと生地の素材については何か特徴がありますか?

 

[伊藤]

この素材で普通に作っちゃうと、実は生地ってねじれてくるのね。

そもそも生地を作っている糸って、繊維を撚り合わせて出来ているんだけど、

それが洗濯などをしていると緩んできてそれによって素材がねじれる。

 

[田中]

デニムとかがねじれてくるのもそれですね。

TEEだけじゃなく、素材のねじれは結構経験がある人も多いと思います。

 

[伊藤]

それを避けるために、同じ方向に撚り合わせた糸同士をさらに撚り合わせて、

互いのねじれを相殺することで、全体のねじれを抑えたりするのが一般的なんだけど、

こちらの素材はちょっと違って・・・。

撚り合わせた糸をカバーするようにぐるぐると巻きつけて、

そのねじれが出ないようにしているんだよね・・・わかるかな。笑

 

[田中]

文章で表現するのが難しいですが。笑

でもこちらの手法の方がねじれが出にくいと言うことでしょうか?

 

[伊藤]

と言うよりも一番の違いは従来のやり方だときつく撚った糸同士を合わせるから、

生地が硬くなりやすいんだよね。

ところがこの素材に使われている方法だと、

糸が硬くならずにやわらかく、質感が出やすい。

その風合いこそが大きな特徴のひとつかな。

ねじれも出ないし、生地厚もしっかりあり、かつ風合いも優しく着心地も良い、と。

 

[田中]

なるほど!

見た目は普通のTEEかなーと思って生地を触ると、

タフな印象とふんわり感、両方を感じます。

このアイテム、シンプルなアイテムに見えて、

かなり色々な工夫やこだわりが詰まってますね!

 

[伊藤]

なかなか伝わりづらいけど。笑

でもそう言う意味ではかなり珍しい生地だね。

ここまでこだわって作っているって言うのは他にはないと思うな。

 

[田中]

あとこれは製品染めになりますか?

製品染めは形が出来てから染める手法になると思うんですが、

この手法の特徴はなんでしょうか?

 

[伊藤]

そうだね。まず染める段階で生地が揉まれるからより風合いが柔らかくなるのと、

且つ目が詰まるから、普通より肉厚でしっかりした質感になるかな。

あとはやっぱりアタリが出ると言うか、

一辺倒じゃない色味になるから生地に味わいが出る。

 

[田中]

色味の話で言うと、このアイテムに限らずカラーの選定は、

どう言った基準で決めていくのかふと気になったのですが。

 

[伊藤]

カラーね・・・結構気分のところはあるかも。笑

こう言う色着たいなって、シンプルに思ったものとか。

あとはやっぱり全体のコーディネイト。

パンツと羽織とインナーの組み合わせのバランスかな。

 

[田中]

このアイテムに関して言えばPEA GREENなんかは変わったカラーだったので、

そこを基準にして決めたのかな、とも感じました。

 

[伊藤]

まあそこもバランスかな。

あのような色ばかりになってもお客さんも着にくいだろうし。笑

 

[田中]

笑 オーソドックスなカラーも揃えつつ、

差し色で使えるカラーも用意して、と言う感じですね。

そう言えばイエローとかグリーン系のカラーってそもそもお好きですよね?

 

[伊藤]

そうやね。特に夏場とか春先は、やっぱり差し色として入れたくなるよね。

コーディネイトのアクセントにもなるし。

 

[田中]

前回のインタビューでは、

ボトムスだと、スラックスが伊藤さんにとっての定番スタイルだと言うお話がありましたが、

伊藤さんにとっての定番TEEってあったんですか?

 

[伊藤]

無地のTEEは色々試したけど、

一番最初に無地TEEでかっこいいと思ったのはGAPの無地TEEだったかなあ。

その当時はまだ日本にはGAP自体無かったから、

海外に行くか、買い付けで仕入れているお店で買うしかなかったんだよね。

だから憧れもあって、初めてアメリカに行った時にめちゃくちゃ買った。笑

 

[田中]

わかります。笑 同じブランドの同じカラーをめちゃくちゃ揃えるとかやりますよね。

ちなみにその辺りをCURLY&Co.のアイテムに活かしているとかありますか?

 

[伊藤]

それはもはや活きていないな。笑

むしろ、よくあんなに買ってたなと。生地もすぐへたるし。笑

CURLY&Co.のTEEはそうじゃないものを目指してるね。

HENLEY NECK

[田中]

最後にこのアイテムのオススメのコーディネイトを教えてください。

 

[伊藤]

最初の方でちらっと話していたけど、

やっぱりキレイ目のトラウザースに一枚着でももちろんかっこいいし、

上からシャツとかパーカーとか羽織っても、

前開きで着てもうまい感じに小慣れてくれるかなと思うね。

 

 

 

 

・・・・・と今回も前回以上になかなかのボリュームになりました。

と言うわけで本日はここまで!

 

今回はHELICAL S/S HENLEY TEEが話題の中心でしたが、

後編はPROSPECT S/S SHIRTSについてのインタビューをご覧いただく予定です。

後日になりますが、また是非ご覧ください!

 

 

 

 

下記のリンクよりCURLY&Co.の各取り扱い店舗様の情報、

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CURLY&Co. STOCKISTS:https://curly-cs.com/theWeft/etc/70945

 

 

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