INSIDE
2010.03.07 /Detail

INSIDE
前にも書きましたが展示会用のサンプル作りがピークを迎えてまして、
最近よくアイデアソースになるMILITARY WEARを引っ張り出して見ています。
改めて、生産効率と機能性を上げる為の、簡略化された縫製仕様、手順に
「ホントによく出来てるな~」と感心させられます。
例えばモッズコートの前立て。

Mods Coat
表から見ると3本ステッチが入っていて、デザイン的に見てもかっこいいのですが、
裏から見ると身頃を折り返しファスナーをたたき付けただけ、という作り。
極力、裁断パーツを減らし縫製工程が少なく作られているのが良く分かります。
例えば、ヘンリーネックの衿と前立て。

Henley Neck
最近の縫製でもよく使われるフラットシーマで縫われていますが、
簡単に言うと、切った生地を身頃に乗せてたたき付けただけ、衿の端も折り返して
カン止めで止めるだけ、という通常かなり手間のかかる箇所を、びっくりするほどシンプルな工程で
縫われています。
今では当たり前となっているミリタリーウェアのディテールも、縫製仕様、工程ごとに意味があり、
それを少しでも多く理解し、モノ作りにいい方向にフィードバックしていければなと思います。