TRUCKER SHIRT&FLIGHT SHIRT -from “SH”-
19SSよりTheWeftでも取り扱いをスタートさせた新しいシャツブランド「SH」
本日はTRUCKER SHIRTSとFLIGHT SHIRTの二型を一挙にご紹介しようと思います。
今回もシャツ生地を用いたディテールの作り込みが大変印象的なアイテムたちです。
まず最初にご紹介するのは、TRUCKER SHIRT。
見た目の通り、いわゆるデニムジャケットをかたどったモデルで、
初めて「SH」のアイテムを見たときに「なんじゃこりゃ?」と驚かされた思い出があります。笑
デニムと言えばなリーバイス、
その中のデニムジャケットの2ndタイプ のトラッカージャケットを
大元のモチーフとしています。
自分は古着にはあまり明るくないので、
デニムジャケットについても恥ずかしながらあまり知識がないのですが、
そんな僕でもなんとなくは知っているリーバイスのデニムジャケット。
デニムジャケットがワークジャケットからファッションアイテムへの推移していった過渡期が、
1950年代後半から1960年代だそうですが、
2ndはその前夜、1950年代前半に生まれたモデルです。
左右対称のポケットが特徴的な、より機能性を追求したデザインで、
いい意味で武骨で男らしさを感じられます。
「SH」の手にかかり、シャツ生地で再構築されることで、
ホワイトデニムでもないパリッとした素材感が生きた独特な存在感を放ちます。
先日ご紹介したFATIGUE SHIRTSと同様に、
モチーフの代表的なディテールなどはほとんど変えられていません。
洋服好きな方にはディテールフェチの方も多いかと思いますが、笑
実際の着用以外にも、まじまじとアイテムの作り込みを眺めて欲しいものです。
しかし、パリッとハリのあるシャツ生地とデニムジャケットの形は予想以上に相性がいいです。
デニムジャケットらしいシルエットも十分表現してくれますし、
モチーフ本来のいなたい雰囲気も表現しつつ、ご覧のようにクリーンな印象に仕上がります。
春先はシンプルなカットソーに合わせて、
さらっと涼しげに、軽やかに着こなして欲しい逸品です。
続いてご紹介するのは、FLIGHT SHIRTS。
こちらは名前の通り、1970年代のアメリカ軍のフライトジャケット(WEPジャケット)をモチーフにしています。
元々はハイウエストな組下のパンツがセットであったため着丈は極端に短く、
長めの袖と、大きめのフラップ付きフロントポケットが特徴です。
モチーフ元はナイロン素材で、袖や特徴的な立ち襟にもリブが使われていたりと、
今回のラインナップでは最も、シャツ生地とは程遠いアイテムかもしれませんが、
それを敢えて・・・というところに面白さを感じます。
元々のモチーフを着ようとすると、
その特徴的なディテールシルエットのため、
日本人がモダンに着こなすのはなかなか骨が折れるクセが強いアイテムです。
しかし、不思議なもので「SH」の手にかかり、シャツ生地にその素材が変わると、
ゆるさのあるシルエットと、シャツ素材の軽やかな素材感により、
むしろ現代的で、トレンドの要素も感じさせてくれるようになりました。
先ほども触れましたが、元々のモチーフのフライトジャケットは、
袖周りはニット素材によるリブ仕様ですが、こちらはもちろんシャツ素材で再現。
WEPジャケットの中期型は、袖リブがV字になっているのが特徴だそうですが、
こちらもシャツ生地で再現されています。
こんなところまで丁寧に再現されているあたりに、
モチーフへの愛情を感じてニヤリとさせられますね。
ちなみにカフスのボタンで絞って着用することも可能です。
元々幅広で太めの腕回りになっていますが個人的には、FATIGUE SHIRTSと同様に、
くしゃくしゃっとラフにロールアップして着崩すのがかっこいいと思います。
どちらもショート丈のジャケットで、
やや袖は長めの一見難易度が高そうな仕上がりですが、
シャツ生地ならではの着崩しでの着用は、
やはり元のモチーフではできない「SH」ならではの着方だと思います。
後日、スタイリングの例もドドっとご紹介しようと思います。
今すぐに!と行きたいところですが、
CURLY&Co.の3月上旬アイテムたちもデリバリーが迫っていますので、
もうしばらくお待ちくださいませ・・・!
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田中










