HIGHDENSITY TAFFETA JERSEY -ASTOR VEST-
今週のjournalは各アイテムの素材について掘り下げる「Fabric Week」として更新していきます!
第一弾の本日は、ASTOR VESTに使われているHD タフタジャージーという素材について。
カットソー素材で構成するCURLY&Co.のアイテムはどれも軽くて、柔らかいというのが共通していますが、
ブランド初のダウンを使用したASTOR VESTはその中でも驚くべき軽さを実現しています。
素材が持つ軽さとしなやかさの秘密にフォーカスしてみます!
(合わせて、ダウンの詳細はこちらのjournalをご参照ください!)
48ゲージという国内でも数台しかない珍しい機械を使用し、高密度に編み立てた素材を使用しています。
(ゲージとは編み機の針の密度を表す単位のことで、ゲージ数が大きいほど針の密度が高くなり目が詰まり、
少ないほどざっくりとした編み地になります。28ゲージが主流だそう。)
一般的には30番手ほどのポリエステル糸が多い中、こちらでは100番手ほどの細い糸を使っています。
この番手というのは糸の太さの目安を表す単位のことで、番手数字は大きいほど細く、少なくなるほど太くなります。
こうして高密度に細い糸を編み立てることで軽量で薄く、伸縮性に優れた生地を編み立てることができるのです。
とてもしなやかな質感のため、ダウンのふっくらとした膨らみをダイレクトに表現できているのもポイントですね。
そして、見た目もきめ細かくシャープな印象に。
ダウンベストというカジュアルなアイテムも洗練された生地によって、
すっきりと都会的な印象を与えてくれるようにも思います。
また、CURLY&Co.のブランド名の由来にもなっているカットソー素材特有の現象で、
カットソー素材は断ち切りの状態だと生地の端からくるくるとカールしてきます。
この生地は高密度のカットソー素材のため丸まり方も特徴的で、パーツによっては鉛筆ほどの細さになるとか、、。
縫製、撥水加工ともに、手を施すのが難しい素材ですが、
どちらも日本の高い技術力によって、均一に、さらに高クオリティで供給することができています。
こうして、日本で培われた技術と感性によって生み出されたASTOR VEST。
保温性とボリューム感に相反するような軽さと馴染みの良さは、CURLY&Co.ならではではないでしょうか。
是非、その違いを体感してみてください。
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恒川