Original Jacquard
僕たちがどのようにして、どういった考えでもの作りをしているのかを伝える事で、
お客様にCURLYの洋服を身近に感じてもらい、より一層愛着を持って着てもらえたらと思っております。
またFactoryからもJOURNALを更新していきますので、今後もお楽しみください。
今回はCURLYオリジナル ジャガード柄の製作過程を香川から御紹介させて頂きたいと思います。

Original Jacquard
以前 TheWeftからもご紹介がありました、 REV JAQ TURTLE と ZIG JAQ PARKA、
これらのアイテムはCURLYオリジナルのジャガード生地です。
JAQ(ジャガード)と言えば、かなり細かなものから、ざっくり大きなものまで色々ありますが、
やはり最初に「柄」を連想される方が多いのではないでしょうか。
素材や糸からなる生地の風合い、そこに柄が合わさることで全く違った表情がでてきてくれます。

Original Jacquard
今回、JAQ生地のみを使ったアイテムとJAQ生地と他の柄を組み合わせるアイテムを企画することが決まりました。
柄自体、さりげなく存在感があり、他の生地の良さも強調しつつ調和のとれる柄を提案したいと思いました。
そこで着目したのが「モンゴルの伝統模様」です。
伝統模様そのものが各土地の文化から発生し、そこの人々の生活に馴染み、そして調和がなされています。
モンゴルの伝統模様の中でも「ウルジーヘー」という模様があるのです。
CURLYの洋服は柔らかな素材感で、しなやかで丸みのあるディテール。
そんな中に「ウルジーヘー」のように異国情緒ある鋭角なジグザグな模様が合わさることで、
カーリーの服の良さをより一層引き立たしてくれるのではないかと考えました。
そしてイメージが決まると、フォトショップやイラストレーターで柄を描いていくのですが、
今回は直線的な柄なのでイラストレーターで描いていきました。
写真のように大きなジグザグ柄でも、細かな線と大きな線を交互に使うことによって、柄に動きが出てきます。

Original Jacquard
そしてこの作業がとても重要かと思います。
紙に印刷してみて服とボディとを並べてボリュームの確認をします。
この時、僕はできるだけ広い空間で見るようにしています。
やはりお客様が外出されることを想定し、
外の広い空間と服と柄とのボリュームとバランスを調整できるように心掛けています。
これで柄のボリュームの調整ができましたら、データを生地屋さんに送り、
糸の色や大きさそして糸を何本使うかなど細かな指定をして、あとは生地ができ上がるのを待つばかりです...

Original Jacquard
ついに生地が出来上がりました。生地を広げてみると、やはり迫力があります。
表面がループになってジグザグ模様が良い感じに生地に馴染み、
柄を全面的に主張する訳ではなく、迫力のある生地に仕上がった様に思います。
そしてこれから裁断をし縫製に入っていきます。

Original Jacquard
そして製品になりました。基本的に柄同士の組み合わせは難しいとされています。
柔らかな素材感で主張しすぎないジグザグ柄と、白黒ボーダーの組み合わせ。
全く違った雰囲気の素材が一緒になることで、互いをひきたて合っていると思います。

Original Jacquard
ZIG JAQ PARKAに使用しているJAQ裏毛生地でここまで立体感のあるJAQはあまり見たことがありません。
この裏毛生地は世界に2台しかない編み機で編んでおり、この編み機では他の編み機とは違って、
編む糸の糸一本一本を繊細に調節ができるそうです。
ですから、このような凹凸を作りだすことができるのです。
今回「JAQ柄」に焦点をあて物作りを紹介させて頂きました。
僕たちは、お客様と直接お会いする事が少ないので、このような機会がとても嬉しく感じます。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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森田