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2017.08.30 /etc
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こんにちは。スタッフの田中です。

毎週水曜日は我々スタッフの興味関心日頃の暮らしぶりなどなど、

一口に言ってしまえば何でもありでつらつらと書き綴っております。

 

ちなみに店長の後藤に続き、最近長らくやっていなかったランニングを再開してみたりしたので、

そのことについても書こうかなあ、とも思ったのですが、

主に家の近所を深夜に黙々と汗でドロドロになりながら走っているだけなので、

携帯のカメラにもかなりハードな心霊スポットみたいな写真しか残っておらず今回は断念します。

 

朝焼を背に緑の中を颯爽と走り抜ける的な写真、

もしくは都会の喧騒を横目にスタイリッシュに駆ける的な写真が揃い次第そちらについては書こうと思います。

いつかきっと揃うであろうことを期待して走ってみます。

 

そんなわけで何を書こうか頭を悩ませていたのですが、

今日は子供の頃から大好きな本について書いていこうかなと思います。

 

趣味が読書と言うとめちゃくちゃハードルが上がるので、早速下げようと思うのですが、

難しい本はまあ読みませんし、変な思想もございません。

 

あくまで読書は息抜きだと思っているので好んで読むのは小説が9割くらいで、

好きな作家さんや作風はもちろんあるのですが、

ハズレらしき作品を引いてしまっても大抵のものは頭で補正して面白かったと納得できるタイプです。

 

そんな適当に色々と読んでいる程度の意識なので、気軽にずっと続いている趣味なのかもしれませんね。

 

自宅で読むことも多いのですが、今年に入って都心からかなり離れたところに引越したため、

行き帰りの通勤電車がゆっくりと読書を楽しめる場になりました。

 

 

三島由紀夫:命売ります

三島由紀夫:命売ります

 

 

なんでも面白いと錯覚できる僕ですが、

それでも数読んでいればなんとなく好きな作品は残るものです。

ここからは最近読んだ本の中からいくつかを紹介していこうかなと思います。

 

いきなり大御所ですが、まずは三島由紀夫の「命賣ります」

これ最近知ったんですが、なぜか2015年に急にヒットしたらしいですね。

文豪作品の再評価の流れと、内容が三島由紀夫の中でもめちゃくちゃのエンターテインメント性が強いかららしいです。

 

通俗小説だからこその三島個人の死生観やこの時期に感じていた内面の吐露が注目されたりもするみたいですが、

単純に三島らしいユーモラスな文章とポップなテーマ性がストレートに楽しめるので良かったです。

 

簡単に言うと「今っぽくて楽しいよね」という感じの小説。

昔の作家さんが苦手という方には、川端康成の変態作品「眠れる美女」と並んで個人的にはオススメです。

 

 

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西澤保彦:七回死んだ男

 

 

続いては今更感も強いのですが、SFミステリーの名作、西澤保彦の「七回死んだ男」

ジャンルレスに読む中でもここ数年になるまでミステリーはあまり読んできませんでした。

 

しかし、読み始めるとわかってはいたんですがスカッとするのでやっぱり楽しいです。

また、兄の影響でSFミステリーは読み始めたんですが、SFが入ると設定だけですでに楽しめます。

 

こちらは「年に何回か同じ1日を9回繰り返してしまう」という面倒くさい性質を持った高校生のお話。

文体も軽やかですし、さすが名作と呼ばれるだけあってかなり読ませる作品です。

 

 

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吉田篤弘:それからはスープのことばかり考えて暮らした

 

 

小説部門で最後は吉田篤弘の「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

たまたま入った古本屋さんで、料理が絡んでくる本の特集コーナーがあってなんとなく買ってみた作品。

予備知識なしにジャケ買いやタイトル買いすることがかなり多いのですが、こういう出会いも読書の醍醐味です。

 

タイトルからも想像しやすいほっこりとするお話なんですが、

それよりもなによりも、サンドイッチとスープがとにかく食べたくなります。

食べ物を美味しく描ける映画は質がいい、なんて聞いたことがありますが小説もそうかもしれません・・・。

 

また、ほっこりあたたかいお話ではあるのですが、

僕みたいなタイプが読むとそういったあたたかさとか安らかな空気感が、

現実には何よりも得難いものだと突きつけられているみたいに感じることもあるので注意しましょう。

 

 

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SIMON BARKER:PUNK’S DEAD

 

 

さて、残る二つはちょっと番外編。

 

小説ばかり読むと申し上げましたが、6月にロンドンに行った際にある写真集を頂きました。

それが1枚目の写真、SIXことSIMON BARKERの「PUNK’S DEAD」

 

SIXはSEX PISTOLSの親衛隊Bromley Contingentの一員で、

こちらは彼がごく個人的に安物のカメラで撮っていたオフショット中のオフショットを集めた写真集です。

 

ピントもボケボケだし、かっこいい写真が多いわけでもなんでもないのですが、

この時代のPUNKSたちのオフショットとなるともう歴史の教科書みたいなもので・・・

安物のポケットカメラだからこその生々しさからはリアルタイム世代じゃない自分にも伝わってくるものがありました。

 

 

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そして、2冊目もロンドン絡み。

言わずと知れた覆面グラフィックアーティストBanksyの作品集「Wall and Piece」です。

 

もともと彼の作品にそんなに興味があったわけではないんですが、

実際にロンドンを訪れてストリートで彼の作品を目の当たりにしてから、

生来のミーハー心がくすぐられまして無性に気になってしまいました。

 

僕が持っているのは日本語版になりますが、作品のタイトルはもちろん、

厳密には違法な作品たちのため、それぞれに作品の持続時間(撤去されるまでの時間)が表記されていたり、

写真集でありながらストリートアートらしさをかなり楽しめます。

 

本人によるコメントもシャレが効いていてただの写真集で終わらない作りになっていて、

僕のような門外漢でもかなり楽しめる作品に仕上がっていました。

部屋に置いておくとふとした時に手が伸びてしまう一冊になっております。

 

 

 

芸術の秋、食欲の秋、読書の秋とも申しますので、皆さんもお気に入りの一冊を見つけてみてはいかがですか?

また、オススメの本があったら店頭でも是非教えてくださいね。

 

ちなみに今日ご紹介の本も含め、個人的に本を貸し出しもするのでご連絡くださいね。

店頭ではそんなお話ができることも楽しみにしております・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田中

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