MOONSTAR for CURLY
沢山のお問い合わせを頂いておりましたCURLY初のフットウェア。
何とか週末にと調整しており、無事に今日出荷することができました。
ぎゅうぎゅうに拘りの詰まったアイテムで、伝えたい事が山ほどあるんですが、まずはとにかく写真をご覧ください。
ブランドをスタートした時からいつかスニーカーを作成したいと思っていました。
ただ、CURLYのオリジナル素材をスニーカーに落とし込むには高い技術力が必要でなかなかカタチにできませんでした。
そんな中、ご縁があり国産スニーカーのパイオニア”MOONSTAR”さんに制作して頂きました。
生産ラインがいっぱいの為、限られた数量になってしまいましたが素晴らしい仕上がりに僕たちも大満足です。
“MOONSTAR”は1873年に久留米市で創業し、のちにスニーカーの街と呼ばれるまでに発展させてきました。
その後、殆どが海外生産となった今でもこれまで培ってきた技術と伝統を用いて、久留米市で靴を作り続けています。
140年もの間、靴を作り続けてきた”MOONSTAR”は足の快適性を約束するために人の足型を研究し、
ゴム素材にこだわることで履き心地の良さを追求しています。
またアッパーの縫製からゴムテープの巻き付けまでほとんどの工程を手作業で行われており、
手間と時間をかけて丁寧に作られています。
今回CURLYでは70年代にMOONSTARで生産されていたチャックテイラーの木型をもとに、アッパーの素材からソールの色味や
テープの幅、アウトソールにまでこだわり制作をお願いしました。
またアッパーにはオリジナルのスウェット素材に、樹脂や有機溶剤を使わずコットン本来の風合いを保ちながら撥水を可能にした
【NUMBER PLUS】を施し、快適さと機能性を両立しています。
こちらのスウェット素材はCURLYを代表するアイテムのひとつであるRAFFY ZIP PARAKのグレーと
国内では2台しか無い特殊な編み機を使用し、職人の長年の経験と緻密な計算により表と裏の糸の出方を
調整する事で表現したネイビーカモジャガードを採用しています。
普遍的な中に今の空気感を感じられる、とてもCURLYらしい仕上がりになりました。
自分たちも待ちに待ったスニーカーでワクワクしております。
長々と書いてしまいましたが、とにかく一度ご覧になってください!!