HANG JERSEY
[2019年、定休日のお知らせ]
日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながらTheWeftは2019年1月より、毎週火曜日を定休日とさせて頂きます。
お客様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
※火曜日に臨時で店舗営業がある場合などは、こちらのJournalでお伝えいたします。
1月はじめのデリバリーアイテムが到着し、昨日のjournalで早速着用していたFROSTED LS PARKA。
予告通り、本日は使われている素材についてご紹介したいと思います。
皆さんは吊り編み機を聞いたことがありますか?
私もそうでしたが、聞いたことがある方は何となく『特別なもの』という認識を持たれているかもしれませんね。
吊り編み機で編み立てられた生地の最大の特徴は、ふっくらとした嵩高い風合いにあります。
ゆっくりと編んでいくため、余計なテンションがかからず生地が引っ張られないので、ふっくらとした風合いが保たれます。
リラックスした状態の生地は空気を含んだように柔らかく、これは洗濯をしても続きます。
今回FROSTED LS PARKAに使われている天竺素材もTシャツのような生地厚でありながら、しっかりとしたコシがあり独特の生地感を実感します。
この吊り編み機、ゆっくりと編んでいくとありますが、何と1時間に1メートルほどしか編めないんだそう、、(!)
生産効率が良いとは言えない吊り編み機ですが、もともと昔は天竺やスウェットを編むのに一般的な編み機でした。
ですが、後にやってくる大量生産、大量消費の時代に、生産効率が良い新しい編み機が台頭し、ほとんどの工場から姿を消していったそうです。。
そんな吊り編み機ですが、もともと日本一のニット産業地として栄えていた和歌山県の工場では、今でも現存し稼働しています。
世界的に見ても和歌山県だけと言われており、生産される量が少なく、当然出回る量も限られています。
さらに機械を扱える人も少なくなっていて、今ではとても希少性が高く、特別なものとして認識されています。
縦目が目立つのも吊り編み機の特徴です。
生地の表面に奥行きが生まれ、立体感のある雰囲気に仕上がっています。
また、今回はTシャツ感覚で着られる天竺素材を用いていますが、もっちりとした弾力とコシが、ご覧の通りフードのシルエットを立体感を保っています。
パーカというとスウェットのイメージが強いのですが、スウェットパーカに負けないくらいのシルエット美と存在感を感じていただけるのではないでしょうか。
素材の良さを活かした着こなしのバリエーションもかなり多いアイテムです。
次回はアイテムのディティールやスタイルにも触れていきたいと思います!
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恒川






