BRIGHT TRAINER
GWを前に、CURLY 18 HIGH SUMMER COLLECTIONのファーストデリバリーのアイテム、
そして昨日速報でお伝えしましたが、
以前から不定期に展開しているコラボレーションライン「PATRICK by C」の新作シューズ、
「BRIGHT TRAINER」も店頭にやってきました。
本日は写真もたっぷり、それぞれのディテールについてご案内していこうと思います。
カットソー素材をすべてのアイテムに取り入れることで、
独自の存在感を持ったアイテムを生み出し続けているCURLY。
以前よりシューズ類は展開していましたが、
今作にはどんなこだわりが込められているのでしょうか・・・?
今回の新作は、ブランドを問わず誰もが一回は履いたことがあるであろう、
オーセンティックなテニスシューズをモチーフにデザインされました。
CURLYのデザイナーの頭の中には、そんなテニスシューズの中でも、
80年代の様々なスニーカーがイメージソースとしてあったようです。
当時のモデルの雰囲気を表現するため、
アッパーの分量を多くし、シューホールの間隔を狭くとりました。
このようにデザインすることにより、
シューレースの結び目がキュッとタイトになり、見た目にもシャープな印象を与えます。
当時は、わざと大きめのサイズを履いてぎゅっと結び目を締めて履いていたこともあったようです。
そんな当時の思いや感性もデザインに込められながらも、あくまでクリーンでモダンな雰囲気に昇華されています。
デザインは極力シンプルに、無駄な装飾を省き、アノニマスな雰囲気を感じさせます。
それぞれのカラーごとに、使用されているカットソー素材は異なりますが、
記号性をなくすことで、オリジナルのファブリックとスエード素材のコントラストを際立たせました。
GRAY NEPに使用された素材は、TORAYが開発した軽量機能素材「DUVET TRICO®」
さらに染色によって変化を加え、ミックス調の色目を表現しています。
ネップの入ったスウェットのような柔らかな表情が特徴。
なかなかスニーカーではみられない表情で、シンプルに仕上げたことで素材感がより強調されています。
ついつい触れてみたくなる・・・という方も少なくないと思います。
一方こちらはGRAY NEPとはガラリと印象の変わったすっきりとシャープな印象のBLACK RUSCHEL。
通常はポリエステルなどの化学繊維を編む機械を改良し、
綿素材を編めるようにした編み機で作られています。
ピケ素材のような畝の入った立体的で毛羽の少ないシャープな表面感が特徴的です。
畝の直線的なラインが、ただでさえシャープな印象のフォルムをより洗練されたフォルムに見せてくれます。
独特の柔らかさを表現していたGRAY SUEDEとカットソー素材のコントラストにくらべ、
こちらのBLACK SUEDEとの組み合わせは、都会的なデザインの魅力を強調します。
洋服と同じ素材で作られることにより、コーディネイトにも随分となじみやすく、
CURLYのアイテムと同じく、様々なシーン・スタイルに合わせてそれぞれの違った表情を見せてくれるでしょう。
どちらも季節を問わないデザインですが、
すっきりとした表情は、これからの季節にも早速取り入れたいですね。
ちなみに個人的にお気に入りなのがヒールのシンプルなロゴ。
めちゃくちゃかっこよく見えているのは僕だけじゃないはず!
これだけでも結構印象違うんですよねえ・・・。
さてさてPATRICK by Cは前回と同じくシューズだけにあらず・・・
そちらの詳細についても今後も随時お知らせする予定です。
お楽しみに!
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田中